公務員批判の仕組み

　公務員批判が多いけど、それにはいくつか理由があると思う。現代の日本はいわば構造的に「公務員批判」がなされやすい状況になっている。当然のことなんだけど、ちょっと書いてみようと思った。

1．誰もが利用した経験を持っていること。
2．「公僕」の名のとおり、制度上は「税金で雇われている」。だから税金を払っている人すべてに形のうえでは、批判する資格があるということ。
3．批判したからといって、公務員は報復行為を行えない。このことを皆が分かっているということ。

　大きくはこの3点だと思う。公務員は普遍的な存在で、人数も多い。だから誰もが批判できるし、彼らは公僕だから、批判しても反撃されたりはしない。加えて今はメディアが存在するから、ほんの一部分の不正や間違いが、日本全国に知れ渡ってしまう。

　公務員というのは常に厳しい批判の目にさらされている。そう考えるとやっぱ楽な仕事じゃないよなぁ、と思う。

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