ゼロ・ウェイスト

　ゼロ・ウェイスト（ごみゼロ政策）の実現に携わっている人々の講演会があったので行ってきた。会場は大阪。

　グリーンピースジャパンという団体が主催したもので、なかなか興味深かった。特に英国からきたゼロウェイストのコンサルタント、ホッグ博士の話が楽しかった。ひさびさにネイティブの英語を生で聴けただけでも、でかけたかいがあったと感じた。

　その講演の主張するところによれば、現在の日本は「焼却」というゴミ処理の手段に頼りすぎているとのことだった。また、ゴミを分別するさいに「可燃物」と「不可燃物」とに分類するというやり方も欧州の環境に配慮した自治体からすると妙なものに見えるらしく、リサイクル可能かどうかでまず分別することや、生ゴミを燃えるゴミとして扱わないことが重要で合理的なやり方である、とも説いていた。

　話をきいてみておもったが、実現するのにそんなに時間もコストもかからない方法だと感じた。今後はおそらく、ゼロウェイストを政策目標に掲げる自治体が日本でも増えてくることになるだろう。

　仮に地方自治体の職員になれたとしたなら、そういった政策を実現するために働いてみたいものだ。

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